ゲーム市場情報サイト「Newzoo」のデータによると、中国のゲーム業界の収入は222億2000万ドルに達し、上位100カ国のうち首位となった。2位は米国(219億4000万ドル)、3位は日本(123億6000万ドル)。米フォーブス(電子版)が伝えた。
これには2つの原因がある。
まず大半のゲームはインターネットを利用するが、中国は世界最大のインターネット市場を持つ。2015年のネットユーザー数は7億人弱に達した。
次に、テンセントやアリババを始めとする企業は、自社のゲームの開発とPRに取り組み、オンライン上の影響力を拡大している。これらのゲームは、外国産のゲームに打ち勝つことが多い。
テンセントのゲーム「王者栄耀」は今年11月、Newzooによる中国売上げトップ20アンドロイドゲームの首位に輝いた。利益トップ5には、同社の3種類のゲームが含まれる。
テンセントは海外市場において、国内市場の成功を複製しようと取り組んでいる。同社は今年4月、ロサンゼルスのモバイルゲーム開発業者「Glu Mobile」の株式を取得した。同社のゲーム「全民突撃」は、間もなく米国でリリースされる。
テンセントは日本のAiming、米国のActivision、韓国の4:33 Creative Labと事業提携している。
中国産ゲームが世界市場の試練に乗りきれるかを判断するのは時期尚早だが、米日韓のゲーム開発会社はこれに注目するべきだ。
(チャイナネット)
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