【新華社北京12月14日】ここで10日開催された2015国家ドメインセキュリティー連盟会議で、中国インターネット情報センター(CNNIC)がインターネット資源管理組織(ICANN)の4つの資格を同時に備えた世界で唯一の基礎資源管理機関になったことが明らかになった。この4つの資格はそれぞれ緊急委託管理サービス、登録管理機関のデータ委託管理、世界商標情報交換データベース及び登録サービス機関のデータ委託管理となっている。
CNNICの李暁東主任兼チーフエンジニアは祝辞で、次のように表明した。「国家ドメインシステムは、インターネットの重要なインフラとして、その安全性と安定性はインターネットセキュリティー全体に直接、関係する。」連盟のメンバーが共同で努力し、国のドメインセキュリティーの交流と協力を強化し、内部資源のセキュリティー情報を共有し、ドメインシステムのセキュリティー問題を共同で予防し、発見し、対処することで、国の内部資源のインターネットセキュリティー水準を全体的に引き上げることを希望している。
国家ドメインセキュリティー連盟は2012年3月27日に発足し、工業情報化部通信保障局が指導部門で、CNNIC国家ドメインセキュリティーセンターが設立を提案した。中国国内のドメイン登録管理機関及びドメイン登録サービス機関の28の組織が連盟の創始メンバーになった。連盟はドメイン業界全体のすべてのチェーンを整合し、ドメイン解析の安全性をめぐる事前のリスク防止と事後の緊急処置の連動メカニズムを形成し、国のドメインセキュリティーを向上させることを趣旨としている。
(新華網日本語)
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