【新華社北京12月7日】中国はこのほど、供給側の構造改革の強化を提示したが、経済学者は供給側の重要要素はまさに「イノベーション」であり、それは「中国製造」から「中国智造」に移行する重要な要因だと考えている。
あるデータによると、中国は技術方面の対外依存度が50%以上に達しており、このうち95%はハイエンドデジタル制御システムで、チップ、高級油圧部品、充填剤及びエンジンの80%を輸入している。
業界関係者は次のように説明する。発展途上国である中国は技術の導入、消化吸引及び再イノベーションの過程を経てきた。中国はこれまで「設計図の購入」、「市場と技術を交換する」方法に依存できたが、遅れてスタートして一定の段階に追いついた現在は、コア技術は自主イノベーションに依存するしかない。
技術の高地を占拠することは、中国のような「製造大国」がアップグレードするために必ず通るべき道だ。今年上半期に、国務院が発表した『中国製造2025』は、「国の製造業のイノベーション能力の向上」などの9項目の戦略任務と重点を明確化し、特に長期的に製造業の発展を妨げてきた重要な基盤技術を突破することを提起している。
グローバル化時代に、中国の製造企業は自主研究開発を除き、世界範囲で技術戦略を展開してきた。中聯重科の孫昌軍副総裁は、中聯重科は海外で産業投資を行い、技術の「制高点」に照準を合わせてきた。中聯重科は近年、イタリア、ドイツ、オランダなどの企業及び研究所を相次いで合併・買収し、世界トップクラスの技術と成熟した研究開発者を蓄積した。
(新華網日本語)
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