中国各地の独身者・恋愛中の人・新婚者(結婚から1年以内)・結婚から1年以上の既婚者計1200人を対象としたアンケート結果をまとめた「2015年国民の黄金二十年幸福力指数研究」の報告が先日発表された。これによると、健康、家庭、社会、居住環境、人間関係の指数の高さが幸福力を高める一方で、収入や個人のキャリア・スキルアップは幸福力に消極的な影響を与えることが分かった。中国婦女報が伝えた。
中国の婚活サイト「百合網」の結婚恋愛研究院の周小鵬院長によれば、このアンケートにおける幸福力とは幸福を獲得する能力のことで、日常生活への感じ方、恋愛の状態、自己評価、人間関係、物質的な満足度、健康状態などの要素が深く関わってくるという。
アンケートの統計結果は、中国人の幸福力を性別、年齢、地域などの特徴によって段階的に区分している。例えば人間関係の段階で区分するなら、新婚ほやほやのグループは最も幸福で、幸福力は80.16ポイントだった。一方で独身者の幸福力は最も低く、わずか70.94ポイント。また大恋愛中の人々は結婚から1年以上の既婚者の幸福力を1.18ポイントわずかに下回った。
性別で見てみると、男性は生活や仕事のストレスが多く、その幸福力は76.08ポイントで女性の78.43ポイントよりも低かった。
(人民網日本語版)
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