【新華社北京11月30日】BRICS5か国から来たメディア機関25社の責任者が北京に集い、12月1日に開かれる第1回BRICS（ブリックス）国家メディアサミットに出席する。
メディアの交流協力の強化は、国と国との関係を前へ発展させる「推進者」であり、各国の人民間の友好的なよしみを深める一つの絆でもある。BRICS間の協力の深化は、メディアにとって大いにやりがいがある。今回のサミットは「イノベーションと発展、協力と相互信頼」をテーマとし、今後のBRICS国家のメディア協力におけるの二大方向を明示する見通しだ。
BRICS国家メディアは国際的なマス・コミュニケーションにおいては相対的に弱い立場にあり、公正、合理、均衡が完備されていない国際世論のマス・コミュニケーション秩序に対して、いずれも切実な体験・認識を持っている。BRICS国家のメディアにとって、メディアの変革は自身の発展や盛衰にかかわる厳しい挑戦であり、発言権の「不利な状況」に打ち勝つ得難いチャンスでもある。第1回BRICS （ブリックス）国家メディアサミットの開催は、BRICS5か国の主流メディアの発展理念における「意思疎通の会議」や変局に対応する「対策会議」となる見込みで、ちょうど各当事者の願いに当たる、時代の流れに順応するだろう。
メディア間の協力によりBRICS国家の相互信頼を固め、BRICS協力メカニズムの絶え間ない深化を更に推進させることは、今回のサミットのもう一つの大きな使命だといえる。BRICS5か国は、地域が異なり、文化がそれぞれ異なり、また発展モデルもさまざまであり、互いの間にいくつかの理解上の隔たりや、認知上の違いが存在するのはどうしても避け難い。だからこそ、BRICS国家のメディアは自身の「ソフトパワー」を十分に発揮し、より建設的な姿勢をもって相手国を報道し、BRICS協力の成功のストーリーを積極的に発掘して、信頼を深め、疑念を解消し、共同認識を凝集して、BRICSの協力のために向心力を集めなければならない。
ここにおいて、我々は第1回BRICS国家メディアサミットの円満な成功が得られ、BRICS国家の協力の内包を絶えず豊富にさせ、BRICSの協力メカニズムのために名誉を高め彩を添えるよう事前にお祝いする。
（新華網日本語）
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