【新華社北京11月20日】中国外交部の洪磊報道官は19日、「イスラム国」が中国人の人質を殺害した事件について談話を発表し、次のように語った。中国の公民、樊京輝氏が過激派組織「イスラム国」(IS)によって拉致されて残忍に殺害された。私たちは犠牲者に哀悼の意を表し、犠牲者の遺族に心からお悔やみを申し上げる。
洪磊報道官は次のように述べた。樊京輝氏が拉致された後、中国政府と人民は非常に彼の安危を懸念している。中国政府の関係機関は早急に応急メカニズムをスタートさせ、八方手を尽くして救出行動を展開してきたが、テロ組織は人類の良知と道徳のアンダーラインを無視し、依然として悪逆無道な暴力の振る舞いを行った。中国政府はこの人間性が無い暴挙に対して、強く非難し、必ず法によって犯罪者を処罰しなければならない。
洪磊報道官は次のように述べた。テロリズムは人類の公敵である。中国政府は如何なる形式のテロリズムに断固反対し、人類文明のアンダーラインに挑戦する如何なる暴力テロ犯罪活動を断固として取り締まる。中国側は引き続き国際社会と対テロ協力を強め、世界の平和と安寧を維持してゆく。 (翻訳・編集/謝艶)
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事: