米誌『バラエティ』は11月8日、「発展する中国の映画市場が若年化」という見出しで、「中国の映画市場は勢いよく発展している。この市場を研究する専門家は、映画制作会社に中国人観客の傾向の大きな変化に備えるよう提案した」と伝えた。
中国の若者はこの業界の中心になっている。動画サイト「愛奇芸」の責任者は、米国映画市場展覧のシンポジウムに参加した際、「現在、中国の映画チケットの60%がモバイル通信での購入である」と述べた。最近の調査によると、中国の映画ファンの平均年齢は21.8歳である。
中国のある映画監督によると、映画鑑賞は若者にけん引されている。彼らは映画館で同じ体験をしたいと考えており、評価のよくない映画でも、「いったいどのくらい悪いのか」と気になるという。
映画鑑賞が人気なのは、中国の若者が書籍より視覚の娯楽に興味を持っているためでもある。関係者は、「彼らは映画鑑賞で視覚の夢を実現させている」と見ている。
動画サイト「愛奇芸」の責任者によると、中国の映画市場の成長は主に4級都市(人口が100万人以下の新都市)によるものである。同責任者は人口30万人の都市で育ち、そこには以前1ヶ所しか映画館がなかったが、現在は大きな変化が生じているという。
会議の司会を担当した『バラエティ』誌アジア区域編集者によると、中国の映画市場の興行収入は2017年に米国を超えることが予想される。
(チャイナネット)
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