【新華社北京11月6日】記者が5日商務部から得た情報によると、今年1-9月、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線諸国の実際の対中投資総額は前年同期比18.4%増の61億2000万ドルだったという。
「一帯一路」沿線国家の業界別の対中投資状況からみると、金融サービス業、リース及びビジネスサービス業、製造業への実際の外資導入額の伸び幅は比較的大きく、外資導入額が前年同期比でそれぞれ1509%、231%、9%伸びた。
投資元の国別でみると、実際の外資投資額の伸び幅が比較的大きい国は、サウジアラビア(2億7700万ドル、前年同期比812.1%増)、マレーシア(3億2600万ドル、前年同期比164.1%増)、シンガポール(50億3600万ドル、前年同期比12.6%増)だった。
商務部のデータは、中国企業が「一帯一路」沿線の48カ国に対して直接投資を行い、投資額が計120億3000万ドルで、前年同期比66.2 %増だった。投資は主にシンガポール、カザフスタン、ラオス、インドネシア、ロシア、タイなどに向けていたことを示している。
(新華網日本語)
当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
関連記事:
崔世安行政長官、フンセンと会見:「一帯一路」が互いの距離を縮める