この提案は日本と韓国から積極的な応答を得た。三国が会議後に発表した「北東アジアの平和と協力に関する共同宣言」は、三国の企業が第四市場(The Fourth Market)の製造業とサービス業において生産能力協力の強化に同意したことを示している。
三国の指導者はクリエイティブ経済、イノベーション経済及び経済体制改革が三国の繁栄と進歩を促進することへの重要性について肯定し、協議機構を構築して、三国間の協力措置を研究・討議し、協力パートナーシップを構築する見通しだと表明している。「北東アジアの平和と協力に関する共同宣言」は、革新的技術の開発における三国の経済成長と工業の競争力向上に対する重要性も強調しており、「生物技術、医療、電子商取引、ソフトウェア、文化的内容といった高付加価値を備えた新産業が三国の産業構造を向上させ、三国の新産業協力を強化する道を探し求めてゆくことに、私たちは気づいています」。
これまでの16年間、中日韓内部の貿易額は年平均12 %のスピードで急速に成長し、三国はすでに互いに重要な貿易投資パートナーとなっている。中日韓の経済の持続的発展や産業構造の絶え間ない調整に伴い、経済的な相互補完性が一層強化されたことは、アジア地域やサブ地域ひいては世界の共同発展を力強く推進するだろう。三国間協力という大きな船が正しい航路を一貫して進み、李克強総理が述べたように、「 破浪前行 行穏致遠( 波をけたてて突き進もう、穏やかに遠くまで)」であるよう望みを託す!
(新華網日本語)
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