中国が世界の全脂粉乳輸入量全体に占める割合は約50%。だが、米国農業部のまとめによると、経済成長鈍化と大量の在庫消化の影響で、中国の今年の輸入量は約40%に大きく縮小する可能性がある。米INTL・FCストーンの乳製品業界担当John Lancasterアナリストは、新たな政策について、本当の意味での影響が出るのは少なくとも数カ月かかるとし、牛乳価格は8月に底打ちしたが、来年の第2四半期までは顕著に上昇する可能性は低いとみている。
Lancaster氏は29日の電話取材で、「政策効果で子供が大きく増加すれば、中長期的な支援材料になるのは確実だ。乳児用調製粉乳は中国の輸入製品の主要部分を占めることになる」と述べた。
(チャイナネット)
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