天津自由貿易試験区管理委員会の蒋光建副委員長は20日、「天津自由貿易試験区の政策とチャンスフォーラム」に出席した際、同試験区における自動車並行輸入の試行案が関係当局からの承認を得たことを発表した。「並行輸入」とは、正規の輸入総代理店以外の輸入業者が、総代理店を経由せずに製造国から直接製品を輸入することを指し、2つの輸入ルートが「並行」して存在する。中間マージンなどがかからないため、並行輸入の製品は価格を安く抑えることができる。人民日報が伝えた。
天津の浜海新区では現在、自動車並行輸入総合取引サービスプラットフォームの建設が進められており、同プラットフォームが並行輸入業者に情報 金融 技術 通関手続きといったサービスを提供することになる。
(人民網日本語版)
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