習近平国家主席が19日から23日まで予定しているイギリス公式訪問について、劉暁明駐英大使は、「今回の訪問は両国関係の発展に歴史的なチャンスを提供し、中国とイギリスの協力関係がより深くより幅広い方向に向かって発展するだろう」との見方を示しました。
劉大使が明らかにしたところによりますと、習近平国家主席の訪問期間中、中国とイギリスの政府部門は一連の協定を結び、経済貿易と人文などの分野における協力関係を促進するほか、両国企業も大規模な契約を締結する予定とされています。また、イギリス側も、バッキンガム宮殿での公式晩餐会への多数の王室メンバー列席を予定していることをはじめ、キャメロン首相は公式会談のほかにも、習主席のロンドンでの様々なイベントに同行したり、マンチェスターを共に訪問したりする等、史上最高の待遇で習主席を迎えようとしているということです。
劉大使は「中国とイギリスはいずれも偉大な国であり、歴史上人類文明の進歩に重要な貢献をしてきた。今日もグローバルな影響力を持つ大国として、相手国の発展を重要なチャンスと考えている。良好な中英関係の発展は両国国民の根本的な利益に合致するだけでなく、世界の平和と繁栄にもプラスとなるだろう」と述べました。
(中国国際放送局)
関連記事: