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朝鮮の衛星発射、制裁により悪循環に
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-09-17 15:01:00 | チャイナネット | 編集: 王珊寧

資料写真:寧辺核施設の衛星写真

    朝鮮は15日、寧辺核施設の全施設が正常に稼働開始したと発表した。朝鮮はその前日、来月の労働党創建70周年に長距離ロケットにより衛星を発射すると発表した。韓 米 日などは、朝鮮の衛星発射は、大陸間弾道ミサイルの実験を意味するとしている。朝鮮の大きな動きは衝撃をもたらしており、半島情勢の新たな緊張化が避けられない。

  朝鮮がこれまでで唯一衛星の発射に成功したのは、前回の2012年12月だ。国連安保理はこれを受け、朝鮮に対して厳しい制裁を行った。朝鮮は国連の制裁に対する「報復」として、3ヶ月後に3回目の核実験を実施し、国際社会との対立を深めた。

  来月本当に「衛星を発射」し、国連安保理の制裁を受けた場合、朝鮮は再び「国連に報復」を口実とし4回目の核実験を実施する可能性がある。そうなれば朝鮮の核問題は、失望すべき悪循環に陥るだろう。

  朝鮮には平和的に宇宙を開発する権利があるはずだ。しかし朝鮮は海外、特に韓 米 日に対して、大陸間弾道ミサイルの発射実験ではなく、本当に「気象衛星」を発射することを信じさせることができない。朝鮮の原爆実験に関する検証は公開され、海外から内容を誇張していると疑われた。しかし朝鮮は「衛星発射」は「ミサイルの発射実験」という説を真っ向から否定した。このまったく異なる態度は、海外の目をくらましている。

  朝鮮は核問題をめぐり国際社会と対立し、膠着状態に陥ったかに見える。朝鮮には強い不安感があり、最終的に米国本土を核攻撃できる能力をつけなければ、米国に対して朝鮮敵視の政策を変えるよう迫り、自国の安全を保障することができないと確信している。朝鮮はこの能力を手にするためなりふり構わず賭けに出ているように見える。朝鮮はそのために長期的な外交の孤立と制裁を招き、大きな犠牲を強いられている。

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新華網日本語

朝鮮の衛星発射、制裁により悪循環に

新華網日本語 2015-09-17 15:01:00

資料写真:寧辺核施設の衛星写真

    朝鮮は15日、寧辺核施設の全施設が正常に稼働開始したと発表した。朝鮮はその前日、来月の労働党創建70周年に長距離ロケットにより衛星を発射すると発表した。韓 米 日などは、朝鮮の衛星発射は、大陸間弾道ミサイルの実験を意味するとしている。朝鮮の大きな動きは衝撃をもたらしており、半島情勢の新たな緊張化が避けられない。

  朝鮮がこれまでで唯一衛星の発射に成功したのは、前回の2012年12月だ。国連安保理はこれを受け、朝鮮に対して厳しい制裁を行った。朝鮮は国連の制裁に対する「報復」として、3ヶ月後に3回目の核実験を実施し、国際社会との対立を深めた。

  来月本当に「衛星を発射」し、国連安保理の制裁を受けた場合、朝鮮は再び「国連に報復」を口実とし4回目の核実験を実施する可能性がある。そうなれば朝鮮の核問題は、失望すべき悪循環に陥るだろう。

  朝鮮には平和的に宇宙を開発する権利があるはずだ。しかし朝鮮は海外、特に韓 米 日に対して、大陸間弾道ミサイルの発射実験ではなく、本当に「気象衛星」を発射することを信じさせることができない。朝鮮の原爆実験に関する検証は公開され、海外から内容を誇張していると疑われた。しかし朝鮮は「衛星発射」は「ミサイルの発射実験」という説を真っ向から否定した。このまったく異なる態度は、海外の目をくらましている。

  朝鮮は核問題をめぐり国際社会と対立し、膠着状態に陥ったかに見える。朝鮮には強い不安感があり、最終的に米国本土を核攻撃できる能力をつけなければ、米国に対して朝鮮敵視の政策を変えるよう迫り、自国の安全を保障することができないと確信している。朝鮮はこの能力を手にするためなりふり構わず賭けに出ているように見える。朝鮮はそのために長期的な外交の孤立と制裁を招き、大きな犠牲を強いられている。

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