韓 米 日は朝鮮の不安感の理解を拒否し続けており、軍事的脅威と経済制裁を対話の基本的な言語としている。各国のメディアは朝鮮の政権を悪魔のように描写し、朝鮮の核兵器保有の努力をヒステリーな行為としてしか捉えていない。朝鮮の対抗に対する圧力を強めるばかりで、朝鮮の核保有を促す真の不安感を解消しようとしていない。
韓 米 日の朝鮮に対する政策は非常にシンプルで、一つの方向に力を加え続けている。朝鮮の核兵器に関する態度も非常にシンプルで分かりやすく、譲歩する余地は少ないように見える。そのため最も困らされるのは中国だ。中国は朝鮮の核保有に反対する一方で、各国がテーブルにつき交渉することを願っている。直接ぶつかり合い火花を散らすような局面を避け、朝鮮の核問題のソフトランディングを実現するのだ。
人々は、中朝の首脳が就任後も会談を実現していないことに注意している。これは明らかに「異常」だ。また中朝は意思疎通のスムーズなルートを維持している。双方は意識的に、適切な時期に相手国に善意と友好を示している。中朝は核問題をめぐり食い違いがあるが、両国の友好関係は揺るぎなきものである。しかも双方は、この友好関係を維持する重要性を理解している。
六カ国協議、9月19日の共同声明から10年が経過するが、その後は何の成果も得られていない。朝鮮は核保有に向かっているが、振り返ってみると朝鮮は安全になっておらず、各国の中で最大の損失を被っている。多くの観測筋は、核保有は朝鮮の安全の絶対的な保障にはならず、核保有の痛みが朝鮮の安全にもたらす損失は、その抑止力がもたらす安全の利益を大幅に上回ると信じている。
(チャイナネット)
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