【新華社ブリュッセル9月15日】欧州連合(EU)は 14日、内相・法相理事会を開催し、加盟国が2年以内にイタリアとギリシャから入国した難民4万人を2年以内に移転・配置することで合意に達した。
EUの議長国、ルクセンブルクのアッセルボルン副首相兼外相は理事会のプレス・コミュニケの中で、この決定の採択には重要な政治的意義があり、これを基礎とした上でEUはようやく次の難民の配置計画について討論することができるとの見方を示した。
EUは難民の受け入れに参与する加盟国に補助金を提供し、移転・配置する難民を受け入れた加盟国は、難民1人につき6000ユーロを受け取ることができる。デンマークとイギリスは難民の移転・配置計画には参加していないという。
(新華網日本語)
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