【新華社ベルリン9月11日】ドイツ商工会議所東アジア部のヒルダーブランド主任は9日、次のように表明した。中国で近年、経済成長が緩慢になっているのは、中国が発展方式を転換し、モデル転換とアップグレードを進める正常な現象であり、過度に懸念する必要はない。ドイツ企業にとって、中国経済のモデル転換とアップグレードはより多くのビジネスチャンスを意味し、両国の経済貿易関係の発展の推進にプラスになる。
中国で6年間の勤務経験があるヒルダーブランド主任は同日、新華社記者の取材を受けた際に、次のように述べた。ドイツ企業は中国が発展方式を転換していることを把握し、経済成長の質と内的エネルギーをより重視している。ドイツ企業はこの変化に対応するために、施策を講じて調整している。
ヒルダーブランド主任は、中国の発展方式の転換は、事実上、ドイツ企業により多くのビジネスチャンスをもたらし、「バリューチェーンにおいて上昇し、製品の技術力を高めることを目指している中国企業にとって、ドイツ企業は非常に優れたサプライヤーになることができる。」との見方を示した。例えば、中国のハイエンド製造業の発展は、「良質の機械」の需要をけん引するため、ドイツの機械エンジニアリング分野にとってもメリットが大きい。また、中国国内消費の需要は完全な水準に達しておらず、国民所得は依然として増加し続け、自動車などの消費製品市場の将来性は尚、楽観視できると見られる。
(新華網日本語)
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