第14回世界林業会議(WFC)が今月7日から11日にかけて、南アフリカのダーバンで開かれています。国連食糧農業機関(FAO)が森林資源に関する評価報告書を発表し、ここ25年間、全世界の森林面積の減少速度がこれまでの半分ほどに緩やかになっているとしています。
報告書によりますと、世界の森林面積は1990年に約41億2800万ヘクタール、森林カバー率が31.6%でした。今年の調査では森林面積は約39億9900万ヘクタール、森林カバー率が30.6%でした。森林が減少した面積は、南アフリカの国土面積に相当するものの、新しく植林されていることを考えると、、森林の減少ペースはこれまでの半分ほどに縮まったということです。
(中国国際放送局)
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