【新華社台北9月9日】台湾当局の財政事務主管部門が7日発表した最新統計によると、今年の1~8月間に、台湾と大陸部(香港を含まない)の輸出入総額は778億9600万ドルに達した。そのうち、台湾から大陸部への輸出額が485億9400万ドル、大陸部からの輸入額が293億200万ドルで、192億9200万ドルの貿易黒字を実現したという。
統計によると、今年の1~8月間における台湾の累計輸出額は1898億9000万ドルで、前年同期比8.8%減、輸入額は1565億6000万ドルで、前年同期比15.5%減だった。そのうち、大陸部への輸出額は485億9400万ドルで、前年同期比11.3%減、輸入額は293億200万ドルで、前年同期比7.1%減だった。香港への輸出額は252億6900万ドルで、前年同期比8.6%減、輸入額は9億9300万ドルで、前年同期比6.7%減だった。
台湾当局の財政事務主管部門は次のように分析している。世界的な経済情勢の影響を受け、台湾の電子製品の在庫調整は緩慢で、農工原料の価格が低価格の範囲を揺れ動いており、台湾の8月の貿易は継続的に退勢が表れ、主要輸出市場はいずれも低迷状況を示している。最近、台湾のモノのインターネット(Internet of Things : IoT)やビッグデータなどの新興アプリケーションは開拓を続け、半導体設備の輸入における3カ月連続の明らかな増幅が加わって、電子製品の今後の商機が期待できることをはっきりと示している。
(新華網日本語)
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