日本は世界でも寿命が最も長い国の一つだ。政府は100歳を迎えた高齢者に、銀杯を贈っていた。しかし日本では近年100歳の高齢者が増加しており、銀杯の購入費が不足している。政府はこの支出の削減を迫られた。8月20日付英デイリー・ミラー紙が伝えた。
毎年9月の第3月曜日は、日本の「敬老の日」だ。首相は敬老の日に満100歳の高齢者に銀杯を贈り、国家への貢献に感謝する。厚生労働省の情報によると、日本は1963年より100歳以上の高齢者に銀杯を贈っている。100歳の高齢者は当時、153人しかいなかった。2014年になると2万9357人に増え、うち2万5000人が女性。
日本人女性の平均寿命は86.83歳、男性は80.5歳だ。日本の100歳を超える高齢者は、2017年に3万9000人に達する見通しだ。政府は2014年、100歳の高齢者への贈り物に、2億9800万円を費やした。
高齢化の加速により、日本政府の財政が逼迫している。日本は現在、贈り物の支出を減らすさまざまな提案を行っている。例えば安い材質を使う、低価格の代替品を考える、記念の手紙だけを送るなどだ。
(チャイナネット)
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