(資料写真)
【新華社北京8月21日】2020年の日本・東京オリンピックのエンブレムのデザイナー、佐野研二郎氏が再び嫌な目に遭っている。佐野氏がデザインした名古屋のある公園のロゴマークが他人の作品を盗作した疑いがあると指摘した人がおり、園側ではその後これについて調査するよう要請したという。これに対し佐野氏はそれを否定している。
これは佐野氏が最近「剽窃門」に巻き込まれて3回目にあたる。これまでに、自称「ミスター・デザイナー」の佐野氏はすでに盗作騒ぎに2回陥り、質疑を受けていた。
1回目の「剽窃門」は東京オリンピックのエンブレムと関係がある。ベルギー・リエージュ市在住のデザイナー、オリビエ・ドビ氏は、東京夏季オリンピックのエンブレムが彼のデザインしたリエージュ劇場のロゴマークと「極めて似ている」と指摘した。
その後、エンブレムはスペインのあるデザイン事務所が発表した作品に配色がよく似ていると再度指摘された。
佐野氏は自分は盗作していないとかたく主張している.。東京オリンピックの組織委員会も、国内外のロゴマークに対し調査を行ってからエンブレムを発表すると表明している。
もう一つの事件は、日本の飲料大手、サントリーと関係がある。佐野氏のデザインチームが同社の販促活動のためにデザインした30種類のイラストが、販促用の賞品として手提げ袋にプリントされている。しかし、注意深いネットユーザーが、そのうちの8種類のイラストが「かつてどこかで見たような」であるのをその後すぐに発見し、盗作の疑いがもたれている。
(新華網日本語)
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