朝食をとらない人が、1年で26ポンド(約11キロ)太る可能性があることが、英紙デイリー メールが掲載した記事によって明らかになった。
同調査は2000人の成人を対象に実施された。朝食をとらない人の45%が午前中にお腹が空くと回答し、30%が仕事のやる気が出ない、14%が疲れや焦りを感じると報告した。調査によると、朝食はその日の他の食べ物の選択に対しても、非常に重要な影響を及ぼす。
研究者によると、朝食を抜きにした人は、昼に健康的でない食事を選ぶ傾向がある。そのうちチョコレートを選択する人は27%、炭酸飲料は10%となった(朝食をとる人は13%、4%)。また朝食をとらないことで血糖値が下がるため、おやつを食べて体の需要を満たそうとする。そのため彼らは毎日、252キロカロリーのエネルギーを余計に摂取することになる。
栄養士によると、毎日この余計なカロリーを摂取し体を動かさなければ、3500キロカロリーで体重が1ポンド増えることになる。これを1年続ければ、朝食をとらない人は体重が26ポンド増える計算になる。研究結果によると、朝食をとることで気持ちを整え、やる気と集中力をつけることができる。朝食をとる人の体は正常な体重を維持しやすい。一般的には、果物やオートミールなどあっさりした食べ物が、朝の活力を維持するのに良いと言われている。
(人民網日本語版)
関連記事: