【新華社ニューヨーク8月14日】営業収入が予測を下回るなどの影響を受けて、アリババグループの株価は12日、5.12%下落し、1株73.38ドルで取引を終えた。同社がニューヨーク証券取引所で上場して以降、最安値を更新した。
アリババグループが12日に公表した第2四半期財政報告によると、営業収入は前年比で28%増加して32億7千万ドルに上り、市場予測の33億2千万ドルをやや下回った。この成長率は過去3年間で最低を記録し、市場のアリババの収益予測への懸念が増大した。
米クレーン・シェアーズ社最高投資責任者のブレンダン・アハーン氏は、アリババの株価下落は予想外だと述べた。アハーン氏はまた、次のように指摘した。財務報告で、アリババの核心業務は継続的に安定して成長し、ユーザー数も著しく増加しており、この財政報告は順調と言える。事実上、営業収入は予測に及ばなかったが、アリババの1株当たりの純利益は依然として市場予測をやや上回った。
ニューヨーク市場研究機関、頂峰公司中国インターネット部門の郭琪ディレクターは、次のように説明した。アリババは上場以降、この間の蘇寧との戦略提携、メディア業界への投資拡大、クラウドコンピューティング業務の開始、国際化戦略の早急な推進などを含む一連の戦略投資を実施しているが、これらの措置が業績に十分に表れるまでに一定の時間を要する。
(新華網日本語)
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