【新華社東京8月6日】日本の中谷元防衛大臣は5日、国会の答弁で、審議中の安全保障法案に基づき、日本の自衛隊は「法律条文によって」他国軍に核兵器を輸送できると称した。
日本国会の参議院及び平和安全法制に関する特別委員会は同日、引き続き安全保障法案の審議を行った。民主党の白真勲参議員が安全保障法案における日本の自衛隊が他国軍に提供する「後方支援」に他国の核兵器の輸送が含まれるかどうかを質問した。中谷元防衛大臣はこの質問に対し、安全保障法案に「特定物品の輸送を排除する規定はなく」、同法案で核武器、生物兵器、化学兵器などの大量破壊兵器の輸送禁止を明文化していないことを意味すると表明した。
(新華網日本語)
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