日本地方経済の起爆剤に
観光ビジネスは地方経済の発展にも「起爆剤」の効果を発揮している。昨年、沖縄を訪れた海外旅行者の数が前年比62%増の705万人となっており、その多くが中国の大陸部と台湾地区から来ているという。
中国人観光客は東京、富士山、京都、大阪をつなぐ黄金ルートを最も好んでいるため、観光目的地の地方への拡大につながっている。例えば、静岡県の富士山静岡空港では、一年前の国際線は3路線の13便だったが、今や13線路の47便に増加し、空港の待合室は中国人観光客を含む外国人観光客で賑わっている。
2014年、中国発のクルーズ客船91便が福岡に到着した。今年、福岡港のクルーズ客船受入便数は昨年の三倍になる見込みだ。コスタ コンコルディアとロイヤル カリビアン インターナショナルなどのクルーズ客船会社はアジア地域のニーズを満たすためにアジア客船の数を増やしている。これは福岡市に大きな影響を及ぼすことになる。今年、福岡市を訪れる外国人観光客の総人数は同都市人口の150万人を超えることになると予想されている。
(チャイナネット)
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