京東の資生堂代理購入店の関係者は、「今はまだ海外で直接調達した代理購入商品に価格的な強みがあり、(外資系化粧品は)相応の価格調整が行われるだろう」と話す。
中国はさきに6月1日から輸入スキンケア製品の関税を5%から2%に引き下げると発表。するとエスティ、ロレアル、ラネージュの親会社アモーレパシフィックが価格調整を行うことを相次いで明らかにした。
ハイエンドスキンケア製品の国内外の価格差は50%ほどになるのが一般的だ。氷さんは、「価格引き下げ後、国内外のスキンケア製品の価格が接近し、消費者は遠くへ行かなくても購入できるようになる。また国際大手ブランドの顧客層が変わる可能性がある。消費市場はピラミッド構造で、価格が安ければ、消費者の基数も多くなる」と話す。
また氷さんは、「未来の競争はより激しくなるだろう。第一に、国際ブランドの各販売ルート間の競争が激しくなる。通販、代理購入、国境を越えた通販などのルート同士の競争だ。第二に、国内ブランドがルートの浸透、製品の製造、営業販売、宣伝普及の面でいずれも上昇を遂げ、徐々に消費者の人気を集めるようになる」と話す。
(人民網日本語版)
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