嫦娥3号の月面着陸写真
中国は国際連合宇宙局に提出した文書の中で、現時点で「嫦娥4号」と呼ばれている無人着陸機と月面ローバーを、2020年までに打ち上げると発表した。その着陸は、最終的な月面基地の建設の基礎を築く。米クリスチャン・サイエンス・モニターが伝えた。
潮汐力の影響により、地球からは月の裏側を見ることができない。当然ながら、現在は軌道上の衛星が詳細な写真を撮影しているが、人類の歴史の大半の時期においては完全な謎であった。
中国は月探査を3回実施している。1−2回目で月周回軌道に探査機を発射し、3回目で月面ローバーを投入した。嫦娥3号は2013年12月、1976年ぶりに月面に軟着陸した宇宙船になった。中国は米国とロシアに続き、月面着陸を3番目に実現した国になった。