【新華社北京7月16日】国務院の李克強総理は7月15日、国務院常務会議を主宰して開催し、職業資格許可と認定事項をさらに廃止し、改革で起業とイノベーションの活力を充実させる方針を決定した。また、輸出入の安定した成長を促進する政策措置を策定し、開放を拡大しながら発展の原動力を増強させる。
会議では、次のように指摘された。今年以降、ターゲット・コントロールの強化などの措置で、我が国の経済運行は減速しながらも安定を維持し、安定の中で上向きになっている。また、構造調整を積極的に推進し、活力と原動力を継続的に増強し、経済と社会の発展の主要年間目標と任務を達成するための条件が形成された。次段階で、安定の中で上向きになる基盤を強固化するためには、揺るぎない姿勢で改革を推進し、簡政放権(政府の簡素化・権限委譲の開放)、放管結合(権限委譲の開放と管理の結合)、サービスの改善などの改革強度を継続的に引き上げ、また、市場主体に対する非合理的な制限と束縛を排除し、市場の資源配分の決定的作用を効果的に発揮し、政府の役割をより適切に発揮し、大衆による起業、民衆によるイノベーションの活性化を推進しなければならない。会議ではまた、次の方針が決定された。昨年の149項目の職業資格廃止に加えて、インターネット広告マネージャー、公認電子商取引オペレーター、全国対外貿易業務員、港湾荷役作業員などの62項目の職業資格をさらに廃止する。
会議ではさらに、次のように指摘された。新段階のより高い水準の対外開放を推進することは、経済の質と効果を向上させるための重要な支柱になる。対外貿易の利便化をより一層、推進し、経営環境を改善するには、対外貿易企業の負担軽減に助力し、輸出入の安定した成長を促進し、国際競争に備えて新しい優位性を育成しなければならない。会議で、次のように確定された。第一に、港湾の通関効率を大幅に向上させる。第二に、『輸入を奨励する技術と製品目録』及び輸入補助金政策の対象範囲を調整する。第三に、人民元の為替レートが合理的で均衡な水準で安定するように維持し、越境貿易の人民元決済の利便化を促進する。第四に、金融機関による増値税還付口座の委託管理貸付などの業務展開を奨励し、外貨貯蓄の委託管理貸付規模とカバー範囲を拡大する。第五に、輸出入段階における料金徴収を整備して規範化する。第六に、対外貿易における新しい商業モデルの発展を大いに支援し、市場調達貿易方式の試行を拡大する。
(新華網日本語)
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