【新華社銀川7月16日】第24回海峡両岸関係学術シンポジウムに出席している多数の専門家と学者は次のように指摘した。両岸は分かれて久しくなれば必ず合一しなければならない。両岸は現在、経済貿易関係、人の往来、制度化建設で大きな進展を遂げたが、両岸の民間には依然としてかなりの程度の誤解と対立が存在しており、両岸の平和的安定の礎石は尚、強固化されていない。このため、習近平総書記が提示する両岸の運命共同体を早急に建設し、文化、社会、一体感などの多数の方面で両岸の民衆の心の距離を縮め、両岸は一家という理念を真の意味で民心に深く浸透させなければならない。
厦門市台湾学会の楊仁飛研究員は次のように述べた。両岸は文化的情感への共感から着手し、新興メディアを上手く活用し、着力点を探し、両岸の運命共同体を建設しなければならない。現実生活において、微信などのソフトウェアは、多くの民衆が海峡対岸の親族、友人と連絡を取るための常用ツールとなっている。これらのシステムをいかにして有効に利用するかについて、真剣に思考する価値がある。
北京聯合大学台湾研究院の陳星副教授は、次のような見解を述べた。両岸間の連携はますます緊密になり、両岸が対立する政治構造が次第に緩和するにつれて、両岸が運命共同体の建設に積極的に取り組むことによって、いわゆる「台湾主体意識」の緩和と再構築を実現し、両岸の民衆の認知構造を対抗型から協力型へと転換させ、民衆の福祉を中心とした両岸政策の評価システムを確立しなければならない。
台湾世新大学伝管所の何溢誠助教授は、次のように述べた。一体感と共通認識は両岸が平和的発展を歩む核心概念と動態的要因だ。大陸はソフトパワーを強化し、従来型メディアとニューメディアを融合し、両岸情報を発信する効果的なチャネルを確立し、台湾民衆への吸引力を増強しなければならない。百年余りの間に、両岸は統合よりも分離が多かったが、最終的に分かれて久しくなれば必ず合一する歴史の輪廻を実現するだろう。
(新華網日本語)
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