アメリカのカーター国防長官とフランスのルドリアン国防相は6日、ワシントンで会談し、イラクとシリアで活動する過激派組織IS(イスラミックステート)への対策について協力を強める方針を固めました。
6日に米国防総省で開かれた共同記者会見で、カーター国防長官は「ISを壊滅させるには、アメリカとフランスが歩調をそろえ、持続的かつ長期的に努力する必要がある」と述べました。
ルドリアン国防相は「ISはもはや単なるテロ組織ではなく、"恐ろしい軍事勢力"になった。」と述べ、この変化に応じて、国際社会がISに対する攻撃戦略を調整していかなければならないとしました。
アメリカ国防総省によりますと、アメリカ軍と「有志連合」は先週末にイラク北西部とシリア東部を制圧したISの拠点に対し38回の空爆を行ったということです。
(中国国際放送局)
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