偉大なる歴史を心に刻むには、苦難に満ちた壮絶な抗戦の過程を客観的かつ正確に認識しなければならない。1931年「九一八事変」後、中国共産党は全民族の抗戦の旗を最も早期に高く掲げ、ゲリラ隊を組織して局部の抗戦を展開した。1937年、中国侵略旧日本軍は「七七事変」を発動し、中国の軍民が奮起して抵抗し、中華民族の全面抗戦がの序幕が開かれた。全面抗戦の勃発後、中国共産党は敵後方の抗日根拠地を積極的に切り開き、正面戦場と相互に支援し、全戦局の状況を一転させる重要な作用を担い、弱い力で強い敵を戦勝した輝かしい範例を確立した。
偉大なる功績を深く刻むというのは、中国共産党の全民族が団結した抗戦における大黒柱としての役割をしっかりと覚えなければならない。中華民族が最大の危機に瀕した時期に、中国共産党は抗日民族統一戦線を確立するよう提唱して、全民族の抗戦に向けた強大なエネルギーを結集させた。中国共産党が発起し、堅持した抗日民族統一戦線は、抗日戦争勝利を獲得する基本的な保証となった。
世界反ファシズム戦争は、一つの全体と言える。中国は長引く抗戦で日本の大量の兵力を牽制して消耗させ、欧州とアジアのその他の地域における反ファシズム戦争の勝利のために重大な戦略的支援を提供する役割を担った。中国の抗戦勝利の旗は各国の友人の血痕が滲んでいると言える。また、世界反ファシズム戦争勝利の大きな石碑に中国人民の際立った功績が同じように刻まれている。
「歴史に目を閉じる者は、未来を展望できない。」70年前に「獅子」が火の中で生まれ変わり、屈辱を洗い流し、勝者となって世界の東方にそびえ立った。昨今は「2つの百年」奮闘目標と民族の偉大なる復興を実現する壮麗な道のりと向き合い、抗戦の偉大なる歴史、偉大なる功績、偉大なる貢献を深く心に刻み、そこから粘り強く、力を合わせて困難を克服する精神エネルギーを汲み取り、未来に向かって錬磨し、前進しなければならない。
(新華網日本語)
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