【新華社ブリュッセル7月2日】第17回中国EU首脳会合が現地時間の29日午後、ブリュッセルの欧州理事会本部で行われた。中国国務院の李克強総理と欧州理事会のトゥスク議長、欧州委員会のユンケル委員長が共同で主宰した。
今回の中国EU首脳会合は一連の重要な実務的成果を獲得した。中欧双方は会合の共同声明と気候変動に関する共同声明を発表し、科学技術、知的財産権、地域政策、税関などの分野で多項目の協力文書を締結し、また幅広い議題について共通認識に達した。
中欧双方は、中国の「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の協力の提案と欧州投資計画をドッキングさせ、中欧共同投資ファンドの設立を承認し、中欧の相互接続のプラットフォームを構築し、全面的な中欧投資協定をできるだけ早く達成させ、気候変動に関する共同声明の発表を契機として、気候変動の分野での実務的協力を深め、エネルギー分野における協力の路線図の制定に着手し、情報通信技術分野での対話と協力を深めて、2015年末までに外交官用パスポート保持者向けの相互ビザ免除協定への交渉・締結を完成させ、また双方のビジネス、観光、学生などのビザ手続きで広範囲の便宜を図るよう研究討議し、中欧の法律の事務における対話メカニズムを確立することを決定した。
李克強総理は中欧による国際的な生産能力の三者間協力における展開の構想について詳しく述べ、欧州側から肯定的な評価をあたえられた。
(新華網日本語)
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