【新華社パリ7月1日】国務院の李克強総理は現地時間の30日午後、パリのエリゼ宮でフランスのオランド大統領と会見した。
李克強総理はまず習近平首席のオランド大統領への温かい挨拶と良好な祝福を伝えた。李克強総理は次のように表明した。中仏は高いレベルの政治的相互信頼を擁し、互恵協力の成果が実り多く、民間友好が絶えず深まっている。中仏は同様に国連安全保障理事会の常任理事国で、共に世界平和と地域安定の擁護のために重要な貢献を行ってきた。中国側はフランス側と上層部の交流を緊密にし、両国の戦略的相互信頼のレベルを向上させ、実務的協力の転換とアップグレードを推進し、それぞれの発展と振興を助け、世界平和や安全、発展に関わる問題で協調と協力を強化し、それなりの役割を発揮してゆきたい。
オランド大統領は李克強総理の訪仏を歓迎し、次のように表明した。仏中の全面的戦略パートナーシップは新たな段階に入り、両国と両国人民に多くの成果をもたらした。フランス側は中国政府が気候変動対策への国家の自主的な貢献を宣言したことに対し高く賞賛する。これはパリ気候変動会議の成功獲得に対する重要な支援であり、国際社会が気候変動に対処し、経済の持続可能な発展を促進する重要なチャンスでもある。中国側による三者間協力の提起は各当事者の非常に肯定的な提案に有利だといえる。仏中は独立自主の外交政策を励行し、双方が重大な国際と地域の問題で緊密且つ調和のとれた協力を維持することは、世界の平和と安定の維持に役立つだろう。
(新華網日本語)
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