日本フジテレビは今月の初めに放送した番組の中で韓国人へのインタビューを取り上げたときの一部分の字幕が実際な内容と合わず、字幕をわざと「すり替え」、両国の民衆の感情を離間させる疑いがあった。
共同通信社29日の報道によると、番組『池上彰 緊急スペシャル!』では、ある韓国女性が日本に対する印象について話した時、字幕は「嫌いですよ。だって韓国を苦しめたじゃないですか」と表示していたが、実際にこの女性が話したのは「文化がたくさんあります。だから、外国の人がたくさん訪問してくれているようです」であった。他にも、別の男性がインタビューを受けたときの字幕は「日本人にはいい人もいますが、国としては嫌いです」と表示ていたが、実際に男性は「過去の歴史を反省せず、そういう部分が私はちょっと…」と話した。
これに対して、フジテレビは29日に公式サイトで声明を発表し、それは編集作業でのミスが字幕の違いをもたらしたと称し、視聴者、インタビューを受けた人及び関係者に謝罪を述べた。しかし一部の人では、字幕はインタビューを受けた人の話はあまりにもつじつまが合わないため、ただ原因を編集作業のミスとするには無理すぎではないかと疑問を質した。(翻訳・編集/呉寒氷)
(新華網日本語)
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