:
人気の「ドラえもん」も貢献、中国映画市場が半年足らずで4000億円を突破
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-30 16:37:48 | 新華網日本語 | 編集: 王珊寧

 

  2015年6月28日、中国国内の映画市場における興行収入が200億元(約4000億円)を突破。昨年は約8カ月かかったところ、今年は半年を待たずして達成したことになる。鳳凰網が伝えた。

  近年、飛躍的な成長を見せ、その市場規模が米国に次ぐ世界2位となった中国。28日には、今年の興行収入総額が200億元を突破している。この数字を達成するのに、2013年はほぼ1年間の342日、昨年は約8カ月にあたる246日を費やした。このことから、今年は400億元(約8000億円)超えを実現する可能性も濃厚になってきた。

  この数字に最も貢献したのが、米映画「ワイルド・スピード7」だった。今年4月、公開から15日目に中国で公開された映画では初めて興行収入20億元(約400億円)超えを達成。最終的に24億元(約480億円)を記録している。また、「ジュラシック・ワールド」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」といった米映画だけでなく、中国でもヒットした「STAND BY ME ドラえもん」も大きく貢献した。

  国産映画も勢いを見せ、200億元のうち46.5%に当たる93億元(約1860億円)を占めた。ジャッキー・チェン(成龍)の「DRAGON BLADE」、チョウ・ユンファ(周潤發)主演の「澳門風雲2」などがヒットし、目前に迫る夏休みシーズンの映画市場でも話題作が続々と公開される。

 

(新華網日本語)

 本記事はRecord Chinaに権限を授けられて掲載したもので、記事内容は筆者個人の観点だけを代表します。著作権はRecord Chinaと新華綱日本語に帰属しています。転載する際に出所を明示してください。

 

関連記事:

日本の漫画、ギネス世界記録 国産漫画は生存困窮からの脱却が必要

中国がアニメ産業に「史上最も厳しい取り締まり」 有害作品規制

010020030360000000000000011100381343690601