2015年6月28日、中国国内の映画市場における興行収入が200億元(約4000億円)を突破。昨年は約8カ月かかったところ、今年は半年を待たずして達成したことになる。鳳凰網が伝えた。
近年、飛躍的な成長を見せ、その市場規模が米国に次ぐ世界2位となった中国。28日には、今年の興行収入総額が200億元を突破している。この数字を達成するのに、2013年はほぼ1年間の342日、昨年は約8カ月にあたる246日を費やした。このことから、今年は400億元(約8000億円)超えを実現する可能性も濃厚になってきた。
この数字に最も貢献したのが、米映画「ワイルド・スピード7」だった。今年4月、公開から15日目に中国で公開された映画では初めて興行収入20億元(約400億円)超えを達成。最終的に24億元(約480億円)を記録している。また、「ジュラシック・ワールド」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」といった米映画だけでなく、中国でもヒットした「STAND BY ME ドラえもん」も大きく貢献した。
国産映画も勢いを見せ、200億元のうち46.5%に当たる93億元(約1860億円)を占めた。ジャッキー・チェン(成龍)の「DRAGON BLADE」、チョウ・ユンファ(周潤發)主演の「澳門風雲2」などがヒットし、目前に迫る夏休みシーズンの映画市場でも話題作が続々と公開される。
(新華網日本語)
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