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李克強総理、欧州議会のシュルツ議長と会見
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-30 15:18:27 | 新華網日本語 | 編集: 王珊寧

新華社記者 姚大偉 撮

 【新華社ブリュッセル6月30日】国務院の李克強総理は現地時間の29日午前、ブリュッセルで欧州議会のシュルツ議長と会見した。

  李克強は次のように表明した。中欧は外交関係が樹立して40年にわたり、双方の関係は全体的に健全且つ安定的に発展してきた。私は欧州連合(EU)の指導者たちと第17回中国・EU首脳会合を共同で主宰し、全方位的な互恵協力の新分野や新ルートの深化を研究討議し、中欧関係と協力が新たな段階へ進めるよう期待している。

  李克強総理は次のように指摘した。中欧は運命共同体であり、双方は互いに最も重要な貿易パートナーだと言える。現在ギリシャ債務問題が肝心な時期にあるが、これは欧州だけの問題ではなく、中欧関係や世界に関わる問題でもある。中国は欧州一体化のプロセスへの支援を長期的に堅持し、これまでと変わりなく欧州債務に長期的に責任を負う持有者であり続ける見通しで、ギリシャ債務問題が適切な解決が得られるよう望んでいる。

  シュルツ議長は次のように表明した。欧中の政治、経済関係は現在に対してだけでなく、また未来に対しても非常に重要だと言える。中国は世界の経済貿易のバランスのとれた発展の促進、地域の安全、気候変動といった世界的な問題で重要な役割を果たしつつある。欧州側は中国側がグリーン経済の発展や環境保護法の強化といった措置を通じて、気候変動に積極的に対応していることを高く評価する。欧州議会は中国の立法機関と往来を強化し、欧中関係のより緊密な発展のために力を尽くしてゆきたい。

 

  (新華網日本語)

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