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中国外交部報道官:日本側は南中国海問題で地域情勢の緊張を吹聴し、起こす
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-30 15:03:29 | 新華網日本語 | 編集: 谢艳

   【新華社北京7月1日】中国外交部の華春瑩報道官は29日に開かれた定例記者会見で、最近日本では一連の消極的な動きが現れ、日本国内で安全政策調整を速めて憲法改正と軍備拡張を推進する一方で、南中国海の問題において地域情勢の緊張を吹聴しかつ起こしている、と語った。

   同日の記者会見で、ある人は次のように質問した。日本の安倍晋三首相が6月初めに各メディア担当者との非公開の座談会で、日本側の安保法制の改革が南中国海における中国を標的にしているのを言明した、と日本の週刊雑誌が近日に報道した。安倍首相が中国を日本自衛隊と米軍の仮想敵にしているとメディアはコメントした。中国側はこれに対してどのように評するのか。

   華春瑩報道官は、関連の報道に既に留意し、「もし関連報道の内容が事実であるならば、日本側はこれに対して真剣に説明し、誤解を解くべきです。」と示した。

   華春瑩報道官は「確かに、最近日本では一連の消極的な動きが現れ、日本国内の安全政策調整を速めて憲法改正と軍備拡張を推進する一方で、南中国海の問題において地域情勢の緊張を吹聴しかつ起こしていることを私たちは目にしておる。」と語り、また日本側の上述の消極的な動き及びその背後の真の意図が人々の警戒心を引き起こしていると語った。

   華春瑩報道官は、南中国海問題で、中国側が国家領土主権と海洋権益を擁護する意志は揺るぎないものだと強調した。華春瑩報道官は次のように述べた。歴史的な原因で、日本側の軍事安全分野における関連動向がアジア隣国と国際社会から広範に十分注目されている。日本国内の緊張を吹聴し、対抗を煽動する如何なる言動が世界の平和と発展の潮流に背き、人心を得られず、すべての平和を愛する人士の反対と非難も受けるに違いない。

   「それらの身の程知らず、どさくさにまぎれてうまい儲けをし、火中の栗を拾おうとする者たちは結局、自業自得で、石を持ち上げて自分の足を打つしかないことを歴史は証明した。我々は日本側に歴史的教訓を切実に汲み取り、引き続き平和発展の道をあゆみ、軍事安全分野において慎重に言動をとり、覆轍を踏まないよう促している。」と華春瑩報道官は述べた。  (翻訳・編集/謝艶) 

(新華網日本語)  

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