【新華社北京6月18日】中国国務院の李克強総理が17日午後、中南海紫光閣で世界経済フォーラム(WEF)のシュワブ会長と会見した。
李克強総理は次のように表明した。現在世界経済は深さの調整の中にあり、回復のプロセスは曲折している。錯綜し複雑な外部環境や国内経済の下押し圧力に直面し、我々は簡政放権(行政の簡素化と下部への権限委譲)や放管結合(権限の解き放ちと管理の結合)、サービスの最適化といった改革の深化を通して、方向コントロールの程度を強化し、大衆の創業、数万の万民の革新を推進して、市場の活力を奮い立たせ、経済成長の新エネルギーを育ててゆく。
李克強総理は次のように指摘した。新たな夏季ダボス会議が今年の9月に大連で開催される。中国側は世界経済フォーラムと共に努力し、先見に富み、包容性のあるテーマを確定し、革新・創業を推進してゆきたい。中国側は世界経済フォーラムの新たな発展の獲得を見届けられるよう希望し、フォーラムが中国と世界の相互理解や協力の増進のためにより大きな役割を発揮できるよう望んでいる。
シュワブ会長は次のように表明した。李克強総理が年頭にダボス世界経済フォーラム2015年度年次総会で重要な演説を発表したことは、中国の発展に対する国際社会の自信を高めるのに役立つだろう。世界経済フォーラムは現在今年の夏季ダボス会議の準備中で、革新、創業、創造のテーマに焦点をあてることは、中国経済の発展方向と互いに合致する。世界経済フォーラムは中国の国際事務において発揮してきた重要な役割を重視し、対中協力の一層の深化を望んでいる。
(新華網日本語)
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