中国人の間で人気があるグッチ、エルメス、プラダなどの世界的ぜいたく品ブランドだが、このほど行われた検査で商品の品質に問題があることがわかった。「京華時報」が伝えた。
北京市工商局がこのほど行ったサンプル検査では、市内の取次業者92社が販売する衣類・靴類が対象になった。その結果、国の関連基準に合致しない不合格商品が95種類あり、衣類は63種類、靴類は32種類だった。また不合格商品のうち販売価格が1千元(約1万9800円)以上のものが66種類あり、不合格商品の約7割を占めた。市場で売られている中級・高級の衣類・靴類は、品質に問題があり不合格になるものが多かった。
統計によると、今回の検査で不合格とされた衣類のうち、価格1千元以上のものが占める割合は81%に上り、不合格の靴類に占める1千元以上のものの割合は47%だった。
(人民網日本語版)
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