【新華社パリ5月18日】ここしばらくの間、「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」とアジアインフラ投資銀行(AIIB)はフランスでしだいに注目を集める話題になっている。フランスのメディアから学者まで、更には中仏交流に身を投じる中仏交流の有識者まで、「一帯一路」とAIIBはアジアと世界の発展の促進に有利で、グローバルガバナンスの大きな進歩であり、同時に中仏のウィンウィン・協力が新たな段階に進むのを後押しするものと普遍的にみなされている。
フランスのラファラン前首相は最近パリで行われた中仏交流活動で、「一帯一路」の理念は中国の発展、アジアの発展および欧州の発展をより緊密に繋げさせ、世界をより均衡化させていると述べた。
ラファラン氏は次のように述べた。フランスとシルクロードには深遠な源があり、フランスの都市リヨンはシルクロードの最終地点にあたり、そこは以前は欧州の「シルクロード」だった。今では、中仏の間そして欧州・アジアの間では共同発展の望みをもちつつある。特に中仏間では実務的協力の成果が実り多く、人文交流も絶えず深まり発展している。ラファラン氏は、「一帯一路」が中仏の協力を一層発展させるものと信じていると述べた。
翟隽・駐仏中国大使は、駐仏大使に就任して一年あまりにわたり、フランス政府から民間まで、中国の発展をチャンスとして、より深く中国を理解し、対中協力の強化を切望すると普遍的にみなしているのを感じ取ってきた。共通の目標は互いの距離を縮め、両国関係の発展のために新しい原動力を提供していると述べた。