【新華社ジャカルタ5月29日】中国とインドネシアの人文交流メカニズムの初会議が27日午後、インドネシアの首都ジャカルタで開催された。中国教育部の郝平副部長は当日の夜当地で取材に応じた際、中国とインドネシアによる人文交流メカニズムの確立は一里塚の意義を備えていると表明した。
郝平副部長は、中国とインドネシアの副総理級の人文交流メカニズムの成立は、今年3月インドネシアのジョコ大統領の訪中および今年4月の習近平国家主席のインドネシア訪問中で、両国の元首が達成した重要なコンセンサスであり、両国の元首の双方の今後の関係発展に対する戦略的計画でもあると述べた。
郝平副部長は、この人文交流メカニズムの趣旨は、両国間の人文交流協力を統一、計画、調和させ、これを中国とインドネシアが教育、科学技術、文化、衛生、メディア、青年などの関連分野での交流や協力を深める重要なプラットフォームとさせ、人文分野の実務的協力に奉仕し、両国人民の相互理解や好感の増進に奉仕し、またそれを東南アジア諸国連合(ASEAN)に放射状に広がらせ、リーダーシップを発揮して効果を導くことにあると述べている。
郝平副部長はまた、会議期間中、国務院の劉延東副総理がインドネシアで、今後3年間に中国側が毎年インドネシアに政府奨学金の定員枠100の提供を増やし、中国側は今年インドネシアの大学生100名を中国に招待し、イベントにも参加してもらう予定だと発表していると述べた。
(新華網日本語)
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