【新華社ソウル5月19日】韓国の朴槿恵大統領は18日、大統領府の青瓦台で訪問中の米国のケリー国務長官と会談し、双方は朝鮮半島情勢を重点的に意見を交換した。
青瓦台が発表した声明によると、双方は会談で、韓米同盟関係の強固化、共同防衛のエネルギーの強化、朝鮮の挑発への断固とした対応、及び対朝戦略などの共通に関心を寄せる話題について、深く討論した。
朝鮮が潜水艦発射型弾道ミサイルの試験発射に成功したと対外に発表した件について、朴槿恵大統領は、朝鮮の動向を密着して注視すると同時に、朝鮮に挑発行為を停止するようにこれまでと同じように勧告する。韓国側は対話を通じて問題を解決する原則を継続的に堅持するとともに、朝鮮側が態度を変えるように誘導することに努めていく。
ケリー国務長官は次のように表明した。米国は関係正常化を実現し、人道主義的な経済援助を提供するなどの準備に適切に取り組んできたが、現在、最も重要な事は、朝鮮が非核化の実現を目的とした協議に誠意をもって早急に復帰することだ。朝鮮が態度を変えるように導くため、米韓は戦略的協力を深化させなければならない。
朴槿恵大統領は会談でまた、韓日関係の改善、韓中関係の深化、韓米日3カ国の協力、韓中日3カ国の協力などに努力すると述べた。ケリー国務長官は韓国が中国との関係発展に向けて努力することを歓迎し、韓国と日本との関係の改善が早急に実現することを希望すると表明した。
(新華網日本語)
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