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オランダのコレクター:「肉身仏像」が中国の物であれば返還したいと表明
jp.xinhuanet.com | 発表時間 14:13:42 | | 編集: 吴寒冰

 【新華社ハーグ3月30日】福建省「章公六全祖師」に似た「肉身仏像」を所有しているオランダのコレクターが26日、この仏像が確かに福建省の村民が盗まれたと主張する仏像であることを確実に立証できれば、仏像を返還したいと表明した。

 オランダ経済誌『NRC Handelsblad』の報道によると、仏像の所有者はアムステルダムのある建築家で、当時は4万オランダ・ギルダーで(1ユーロは約2.2オランダ・ギルダーで、2002年にユーロが流通して以降、オランダ・ギルダーは使用が停止された)仏像を購入した。

 コレクターは金銭は重点ではなく、仏像が確かに福建省陽春村に供奉する祖師であれば返還したいと述べた。コレクターはまた、 仏像を博物館に安置することを希望せず、仏像を従来所属していた村に返却することを望んでいる。

 コレクターはまた次のように強調した。現在までにメディアを通じて確認した盗まれた仏像の画像は確かに本人の手元にある仏像と似ているが、中国メディアの報道によると、福建省の仏像は1995年の旧暦10月に盗まれたが、自身が1995年半ばにオランダでこの仏像を見たことを立証する証拠があるため、この仏像が同一の仏像であることを確信できない。DNA検査などを含むさらなる研究は、仏像身分の確認に役立つことから、コレクターは仏像の真相を究明するまで、金を払って継続的に研究を行いたいと表明している。

 コレクターは『NRC Handelsblad』に対し、中国のある村でこの仏像が盗まれたと伝えられていることを知り、仏像がハンガリーで差し押さえられ、不必要な面倒を引き起こすことを恐れたため、展示を辞退することを決定したと説明した。

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