アフリカ連合委員会(AUC)のエラストゥス・ムウェンチャ副議長は28日、AUCの本部で中国が西アフリカ諸国のエボラ感染予防で重要な役割を果たしたとしました。
エボラ出血熱が2014年3月に西アフリカ諸国で感染が広がってから、中国政府はこれまでアフリカ諸国に総額7億元を超える緊急支援を提供し、専門の医療チームを派遣しました。これは新中国誕生後、衛生分野における最大規模の対外支援だと見られています。
ムウェンチャ副議長は「疫病蔓延地域に中国は資金、薬、設備を支援するほか、大勢の専門医療職員を現地に派遣した。中国の支援に感謝したい」と話しました。
ムウェンチャ副議長の話によりますと、30日と31日の2日間に開かれる第24回AU総会首脳会合で、エボラの感染に効果的に対応するため、アフリカ疫病予防抑制センターの設置が討議されます。現在、西アフリカ諸国ではエボラ感染が次第に抑制されていますが、感染の終了を告げるまで、また時間がかかるということです。
(中国国際放送局)
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