「仏中の交流は悠久の歴史を持ちしかも活力に満ちている」―フランスのマニュエル・ ヴァルス首相を取材

Jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-01-29 10:11:12 | 編集: 王珊寧
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 【新華社パリ1月29日】中国・国務院の李克強総理の招待に応じ、フランスのマニュエル・ ヴァルス首相が今月の29日から31日にかけて中国を公式訪問する。これはヴァルス首相がフランスの首相に就任してから初めての中国訪問にあたる。ヴァルス首相は新華社記者の書面での取材に応じた際、仏中の交流は悠久の歴史を持ちしかも活力に満ちている。フランスは今後多くの分野で中国との協力を強化してゆけるよう望んでいると表明している。

 ヴァルス首相は、今回の中国訪問をたいへん重視している。当面、両国は二国間協力を引き続き強力に発展させてゆくべきだ。このため、中国・国務院の李克強総理と共に努力してゆく見通し。仏中の相互投資は双方に有利で、フランスは中国に対して一層開放し、フランスも中国の投資家、留学生や観光客を歓迎すると表明した。

 ヴァルス首相は次のように表明した。2014年は尋常でない一年で、仏中が国交樹立50周年を共同で祝うイベントは両国人民に歓迎され、仏中両国の文化をより近づけさせた。今後、双方は仏中パートナーシップの青写真を共同で描き出す見通しで、このような関係はグリーン経済の成長の実現、都市の持続可能な発展の実現、人口高齢化への対応といった両国の共通の関心事と密接な関係があるはずだ。フランスはこれらの分野で専門知識や技能を擁しており、中国がこれらの問題を処理する際に経験を提供することができるだろう。

 ヴァルス首相はまた次のように語った。20年にわたり、両国は企業と投資の分野で著しい成果をあげる協力を行ってきた。2014年には両国の自動車業界の協力が効果に富み、中国の東風汽車集団股有限公司はフランスのルノー、プジョー、シトロエンとパートナーシップを構築した。フランスはより多くの中国投資を引き寄せられるよう望んでいる。

 ヴァルス首相は次のように表明している。仏中両国ように緊密な交流は大国間関係においてはあまり見られない。フランスは世界一の観光目的地国で、豊富な歴史や文化の遺産を擁している。ますます多くの中国人観光客がフランスへ旅行するのを望んでおり、フランスはこれに対し嬉しく思い、また彼らのフランス入国に便宜を図るため措置を講じているところで、その中にはビザのプロセスの加速、中国人観光客の情報獲得への一層の便利化、安全措置の強化が含まれる。フランスの目標は、2020年までに毎年500万人の中国人観光客を受け入れること。また、フランスも両国間の教育交流の強化を望んでおり、目標は今後5万人の中国人留学生を受け入れることだ。

 ヴァルス首相は次のように紹介した。投資の方面では、フランスはたいへん魅力を備えている。フランス政府はすでに税制の安定化、手続きの簡略化、魅力ある労働力市場を含む多くの措置を打ち出し外国人投資家を引きつけている。今、仏中両国はすでにいくつかの重要なプロジェクトを締結しており、これは中国人投資家の自信を表していると言えるだろう。中国資本企業がフランス・トゥールーズ国際空港の株式を取得し、中国の民営企業がフランス地中海クラブの唯一の 入札者となっている。フランスは現在改革を実施中で、それにより国際での競争力を高め、またより多くの中国人投資家を引きつけられるよう望んでいる。フランスは中国人投資家を歓迎する。

(新華網日本語)

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