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最も安全な航空会社10社、トップは豪カンタス航空
jp.xinhuanet.com | 発表時間 16:12:58 | | 編集: 王珊寧

  2015年1月8日、中国新聞社によると、航空会社の各種サービスをランキングするサイト「AirlineRatings.com」は6日、2015年版の安全な航空会社10社を発表し、トップは1951年から航空機事故に伴う死者を出していないオーストラリアのカンタス航空だった。

  2位以下は、ニュージーランド航空、キャセイパシフィック航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、エミレーツ航空、エティハド航空、エバー航空、フィンエアー、ルフトハンザ・ドイツ航空、シンガポール航空だった。

同サイトは449社を対象に調査し、米連邦航空局(FAA)や国際民間航空機関(ICAO)などの航空監督機関や各国政府の安全監査、航空会社の事故記録を基に、リストをまとめた。

同時に、安全な格安航空会社(LCC)のベスト10も紹介し、アルファベット順にエアリンガス、アラスカ航空、アイスランド航空、ジェット スター航空、ジェットブルー航空、クルラ航空、モナーク航空、トーマス・クック航空、TUI航空、ウェストジェット航空だった。昨年12月28日に墜落事故を起こしたエアアジアは、ランク入りしていない。

同サイトは、「多くの格安航空会社に比べると、ベスト10に入った格安航空会社は、国際航空運送協会(IATA)の厳しい運行安全審査をクリアし、良好な安全飛行記録がある」と評価している。

449社のうち、149社は安全性が高い7つ星の評価だったが、安全面の対応が必要と判断される3つ星以下は50社ほどあった。また、安全性が低いとして、1つ星と判断されたのは、ネパールのAgni Air、Tara Air、ネパール航空、アフガニスタンのカム・エア、カザフスタンのスキャット・エアの5社だった。

同サイトは、「航空機の安全という面で、2014年は最悪の年だった。現代史の中でも、悲惨な航空機事故が多い年だった」と指摘。統計によると、昨年1年間で、死者を伴う航空機事故が21件発生し、計986人が亡くなった。同数字は、過去10年の平均を上回っている。中でも、マレーシア航空は、MH370便が行方不明になったほか、MH17便が撃墜され、計537人が亡くなる(行方不明者含む)という、前代未聞の事故に見舞われた。

そのほか、CNNによると、マレーシア航空の評価は5つ星、エアアジアは4つ星だった。昨年の12月まで、エアアジアは航空機事故に伴う死者を出したことがなく、良好な安全記録を誇っていた。

(人民網日本語版)

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