14日、空から見た白洋淀。(小型無人機から、雄安=新華社記者/牟宇)
【新華社石家荘8月16日】中国河北省雄安新区にある淡水湖、白洋淀(はくようてん)は華北地域で最大の湿地生態系。かつては汚水の流入や家畜・家禽の飼育、水産物の養殖などが原因で、水質は悪化の一途をたどっていた。雄安新区の設立後は、補水や汚染防止、しゅんせつ、汚染源の移転などの措置が取られ、総合的な整備が進み、白洋淀の「華北の腎臓」としての機能が全面的に回復した。水質は昨年、この10年で最も良い状態となり、「全域で4類(工業用水レベル)、一部水域は3類(飲料水レベル)」の目標を達成した。今年1~4月には中心部の水質が引き続き改善され、平均水質が3類に達した。