19日、雲南省玉渓市峨山イ族自治県大竜潭郷で確認されたゾウの群れ。(小型無人機から)
【新華社昆明6月21日】中国雲南省で北上を続けている野生のアジアゾウの群れは18日午後6時(日本時間同7時)から19日午後6時(同7時)の間、南西方向に回り込んで3・09キロ移動し、同省玉渓市峨山(がざん)イ族自治県大竜潭郷で活動している。群れを離れて14日目となった1頭は、群れから北東に約24・9キロの安寧市八街街道付近の林にいることが確認された。現在、ゾウ15頭の安全は確保されており、人的被害の報告もない。安全警備活動を担当する省対策本部が明らかにした。