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上海市、15歳以上の喫煙率19・7%に低下

新華社 | 2021-06-04 07:40:45 | 編集: 李佼俐

   【新華社上海6月4日】中国上海市衛生健康委員会、市健康促進委員会によると、法による後ろ盾と複数部門の協力、社会への働きかけにより、15歳以上の喫煙率は19・7%に低下し、30年までに20・0%を下回るという「『健康中国2030年』計画綱要」に掲げられた喫煙抑制目標を前倒しで達成し、良好な状態が定着している。

   調査の結果、市内の禁煙場所における法令違反の発生率は12・8%に改善され、屋内に「喫煙具」や「吸い殻」のない場所の比率はそれぞれ94・2%、89・5%と安定を維持し、「喫煙室」のない場所の比率は99・5%に上昇した。

   19年に発表された「健康上海行動(2019~30年)」では、30年までに、市内の成人喫煙率を18・0%以下に、受動喫煙率を36・0%以下に抑える目標が掲げられた。

   同市は法整備を喫煙抑制の「起点」とし、10年に「上海市公共場所での喫煙抑制条例」を施行し、同年の上海万博では「無煙万博」を実現した。17年には、「上海市公共場所での喫煙抑制条例」の改正案を施行し、すべての屋内の公共場所や屋内の仕事場などでの喫煙を禁止し、「無煙上海」は新たな段階に入っている。

 

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