1日、広州体育館でエアドーム型実験室「猟鷹」を設置する作業員。(広州=新華社記者/劉大偉)
【新華社広州6月3日】中国広東省広州市の広州体育館で2日未明、新型コロナウイルス核酸検査施設のエアドーム型実験室「猟鷹」4組の設置がほぼ完了した。3日から運用が始まる。
同実験室は国家呼吸医学センターと広州実験室の指導の下、医療診断サービスを提供する金域医学などの企業が建設。昨年の新型コロナウイルス感染症の発生以降、広東省に初めて設けられたエアドーム型実験室となる。
同実験室は1組の敷地面積が約210平方メートルで、検査試薬準備エリア、サンプル処理エリア、核酸増幅エリアの3張りのエアドームで構成。全自動核酸抽出精製機やPCR増幅装置などの検査設備を備えている。4組の実験室は1日12万件の検査能力を持つ。