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中米が経済貿易分野で正常な意思疎通を開始 中国商務部

新華社 | 2021-06-04 07:24:02 | 編集: 李佼俐

   【新華社北京6月4日】劉鶴(りゅう・かく)中国共産党中央政治局委員・国務院副総理・中米全面経済対話中国側首席代表はこのほど、米通商代表部(USTR)のキャサリン・タイ代表、イエレン米財務長官とそれぞれオンライン方式で協議を行った。商務部の高峰(こう・ほう)報道官は3日、中米の経済貿易分野での意思疎通が既に順調に始まっており、双方が小異を残して大同を求めることを共通認識としていると指摘。次の段階ではいくつかの具体的な問題を実務的に解決するために共に努力し、中米経済貿易関係の健全で安定した発展を推進すると表明した。

   高報道官は商務部が同日開いた定例記者会見で、メディアから「中国は2回の協議の成果をどう評価するか。これは、中米経済貿易交流の再開を意味するのか。今後はどのような予定となっているか」との質問を受け、次のように述べた。

   劉鶴副総理はここ1週間、キャサリン・タイ代表、イエレン財務長官とそれぞれ50分程度のオンライン協議を行った。この2回の協議にはいくつかの特徴がある。

   第一に、双方の意思疎通が順調に始まった。2回の協議で双方は対等と相互尊重の態度に基づき、中米経済貿易関係やマクロ情勢、国内政策などの問題について意見を交換した。双方はともに交流が専門的かつ率直で建設的であり、中米の経済貿易分野では既に正常な意思疎通が始まっていると認識している。

   第二に、小異を残して大同を求めるという共通認識である。双方はともに中米経済貿易関係が非常に重要であり、協力できる具体的な分野が数多く存在すると考えている。また、それぞれが関心を寄せる問題を取り上げた。中国側は国内経済発展の背景と状態を十分に考慮し、具体的な関心を表明した。

   第三に、問題を実務的に解決することから着手する。双方は次の段階で、中米両国と世界全体にとってプラスになるとの角度から、生産者と消費者のために具体的な問題を実務的に解決することに努め、中米経済貿易関係の健全で安定した発展を推進することで合意した。

   

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